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2006/08/17 (Thu)
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
佐藤 優
新潮社 刊
発売日 2005-03-26
オススメ度:★★★★



貴重な証言の書。しかし長く、最後の歯切れが… 2006-08-05
正直言って長いです。ワイドショー化したマスコミへの反発の意味もあって、それらに飽き足らない知的好奇心の旺盛な読者ならきちんと読んでくれるだろうと思ったのかも知れませんが、この内容で400頁弱というのは読むのが疲れてしまいます。自身や鈴木代議士、それに対ロシアチームの正当性をきちんと知らしめたいがため外務省の内部情報から表・裏の交渉内容まで逐一記載してあるのは詰め込みすぎでしょう。逆に、この国策捜査の是非や有罪・無罪は別として官邸と外務省のやり取り、外務省上部と現場の外交官の軋轢、そして対ロシア交渉そのものの描写など内部情報としての面白さはフィクションとして読んでも面白いです。ただ、いわゆるインテリジェンス(特殊情報)というものについてそれなりの予備知識や関心がないと読み疲れてしまいます。参考書として「インテリジェンスを一匙」(著:大森 義夫)を前後に読んでおくといいかも知れません。しかし、貴重な証言の書であることは間違いないでしょう。そして最後にその長さと共に星一つ減らした最大要因ですが、“誰が”国策捜査を指示したかが曖昧にされているからです。鈴木宗男を徹底的に叩きつぶしたかった、しかし最後にブレーキをかけた官邸側の誰かについて記述が曇ってしまったのが残念です。


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