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2006/07/31 (Mon)
ミュンヘン スペシャル・エディションミュンヘン スペシャル・エディション
出演:
角川エンタテインメント
発売日 2006-08-18
オススメ度:★★★★


1972年のミュンヘン五輪。パレスチナ人ゲリラが11人のイスラエル選手を人質
にとる。結局、人質は全員死亡。スピルバーグ監督が歴史の暗部を直視した本
作は、その後、イスラエル側による報復作戦にフォーカスが当てられている。
暗殺グループとして組織された5人の工作員が、事件に関与したとされるパレ
スチナの重要人物を標的に、ヨーロッパ各国で暗躍。次々と彼らを暗殺してい
く。
スピルバーグの視点は、あくまでもニュートラルな立場を貫き、イスラエ
ル、パレスチナのどちらかに肩入れすることはない。実際のニュース映像も挿
入した五輪の事件や、前半の暗殺シーンは、徹底してリアルで、ときには過剰
なまでのグロテスクな描写もある。中盤からは、立場が変わって命を狙われる
工作員の心理ドラマが観る者を圧倒。報復の虚しさが伝わる展開になってい
る。工作員のリーダーを演じるエリック・バナが、その葛藤を全身全霊で体
現。ラストシーンはニューヨークなのだが、その風景に追加された「あるも
の」の映像もまた、終わらない報復の悲劇を訴えているようだ。(斉藤博昭)

みんな仲良くしようよ。。。 2006-07-15
テロだとか、敵討ちだとか、そんなこと言わずにどうしてみんな仲良くできな
いんだろう・・・



映画として見ごたえはたっぷりありました。

でも、こういう考え方が世界をややこしくしてるんだろうなぁ〜、と思
うと、見終わった後は重い気分になってしまいました。


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